2024年GW クィーン・エリザベス 有料アップグレードで、女王様の船でお姫様気分!

しがないサラリーマンを夫に持つと、ゴールデンウィークと盆暮れぐらいしかクルーズに行けなかった。けれど、そんな私たちの人生にもそろそろ変化の時期がやってきた。
サラリーマンの最後を飾る、ゼイタク旅行に行ってみない?というのは私の口実で、実は私自身が乗りたかったんだけどね。
ついに、女王様の船クィーン・エリザベスのお姫様のスイート(プリンセスグリル)をゲットー!
ほんとうは女王様の船の女王様のスイート(クィーンズグリル)が良かったんだけどね。支払いがクレジットカードの限度額を超えてしまうので断念した。来年もあるしね。(かなり本気)

目次
1 スイートへのアップグレードに挑戦
2 さーていよいよ、優先乗船だっ!
3 グリルスイートのお部屋とお食事
4 3日に一度のフォーマルナイト
5 エンターテイメント
6 寄港地では…
おまけ 来年はどうしましょ

1 スイートへのアップグレードに挑戦

クイーン・エリザベスの春の日本発着クルーズは毎年、値下げと完売満室のチキンレースだ。
値下げは前年9月初めのレイバーデーセールあたりから始まる。 2023年のゴールデンウィークの日本発着の価格は、このレイバーデイセールが最安値だった。 なので、2024年のゴールデンウィークの予約も、2023年の 9月に決行。いつものバルコニーのお部屋で。 だってスイートは値下げの対象にならず、一番安いスイートで一人6999ドルもしたのだから。

ところが、2024年のゴールデンウィークの日本発着クルーズはどれも、2024年が明けても大量に売れ残っている。 2023年ゴールデンウィークの、コロナ五類直前のクルーズはあんなに 満室表示が多かったのに。 なんで?

嫌な予感の通り、2024年春のクイーン・エリザベス日本発着は、2024年2月のチャイニーズニューイヤーセールから、スイートの値下げも始まった。
ええー、6999ドルもしたスイートが3000ドル台に!?  半額とは何とお得な。

私のバルコニーの予約は、もうキャンセル違約金発生期間に入っているので、取り直しができない。
去年の9月になんて予約しないで翌年まで待てばよかったとどれだけ悔しい思いをしたか。(注:あくまでスイートを予約するなら、です。バルコニーは早々に満室になりました。)

スイートは出発2カ月前に大幅値下げをしたのにそれでも売れないらしく、すでにキャンセル期間に入っているお客様を対象にした、有料アップグレード入札のお誘いも始まった。
これは入札するしかないんじゃないの? というわけで。 一番安いスイートの最低入札価格にちょっと上乗せをして、ビッドを入れる。待つことしばし。そしてついに来た。 プリンセススイートにアップグレードしてあげるよとのオファーが。 やったーーー! 人生で何度目かの、望外の喜びだ。

プリンセススイートの特典はこれ。
・プリンセス・グリルでの専用テーブル:最上階11階の特別フロアにある
・広々としたラウンジエリア:-最上階11階のレストランの反対側に
・バスタブ付きバスルーム:バスタブはやっぱり嬉しい
・ご乗船時のスパークリングワインとチョコレート:フルボトルで。去年のクラブバルコニーはハーフボトルだった
・バラエティ豊かなピロー・コンシェルジュ・メニュー:薄い羽毛枕をリクエストしたけど、そういうのはなかった
・プライベートバルコニー:多少広いかな
・紅茶とコーヒーメーカー:この船の紅茶はどこもティーバッグ
・無料のミネラルウォーター:大きなボトルでたっぷり届く
・毎日お届けする新鮮なフルーツ:無かったな。なのでバフェで取ってきた
・24時間ルームサービス:どの部屋も同じ
・グリルズ・アフタヌーン・ティー(グリルズ・ラウンジ):お茶飲むとトイレが近くなると夫が嫌がり行かず
・スイート内でのお食事(プリンセス・グリルのメニューからご注文):これは良かった。後述します。
・グリル・ラウンジと屋外グリル・テラス、グリル・コートヤードのご利用(クイーン・ヴィクトリアとクイーン・エリザベスのみ)。:てっきりジャグジーがあると思い込んでいたんだけど、なかった。残念。
・グリル・コンシェルジュ・サービスのご利用(レストランやツアー予約):日本人コンシェルジュもシフトで入ってました。 ・優先乗下船:優先される人が多くて、乗船時は割と待った。

その上のクィーンズスイートは、さらに
・クイーンズ・グリルでの専用テーブル
・生花
・バスタブとウォークインシャワー付きバスルーム
・双眼鏡と世界地図
・お好きなワインまたはスピリッツ2本とソフトドリンクが含まれる無料のミニバー
・毎日お届けする食前のカナッペ
・ご乗船時のシャンパン1本とチョコレート1箱
・スイート内でのお食事(クイーンズ・グリルのメニューからご注文)
・専属のバトラーと客室係(昼夜を問わずスイート内を完璧な状態に保ちます)
・優先テンダーサービス(Q1、Q2、Q3、Q4スイートのお客様)
・iPad(一部のスイートのみ)

こうしてみると、最上級のクイーンズ・スイートの特典はやっぱりすごい。私たちの部屋の隣にクイーンズ・スイート(上から2番目のQ2スイート)があったけれど、廊下がちょっと引っ込んだ入り口のところに、セキュリティガードのようにいつもバトラーが待機していた。立ちっぱなしでご苦労様です。

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2 さーていよいよ、優先乗船だっ!

乗船日当日はもう朝早くから気もそぞろ。うちの隣の区にある東京クルーズターミナルから初めて乗船するのだ。11時14分には着いてしまった。
乗船口にはまず、長テーブルがずらりと並んでいて、係員が何人も待機している。そのテーブルの前に1組ずつ案内され、乗船券を読み込んでもらい内容を確認。私は写真が鮮明じゃないからとその場で撮影のし直し。
係員はまだ操作に慣れないいらしく、えーっとえーっと画面を繰る手つきがもどかしい。その年配の男性は大変済まながっていたけれど、その後数人分もこなせばすぐにできるようになったはず。私たちはその練習台と思えば、時間がかかるのもしょうがない。
書類にOKボーディングのハンコをもらっても、さらにその奥で椅子に座って待つ。優先乗船(スイートと、プラチナ以上の上級会員)と、優先乗船じゃない人にウェイティングエリアは分けられているけれど、両方とも同じぐらいのたくさんの人がいる。
スイートのお客様を引き連れたどっかの旅行社の添乗員が、「せっかく早く来ても、ここで12時まで待たなきゃいけないんですよ」と説明している。優先乗船じゃない人は12時の優先乗船開始からさらに待たされるはずだ。早く行ってもあんまり意味がないかも。
けっきょく船内に入れたのは12時20分くらい。バフェならオープンしているけれど、お部屋に入れるのも、バフェ以外のレストランのオープンも13時からとのこと。なので、私たちはまっすぐ、グリルクラスのクラブラウンジへ行った。コーヒー・お茶(無料)やビールやワイン(有料)などをを出してくれる。

乗船日は明日からゴールデンウィークが始まるという最後の平日だった。なんと夫のGは、この日は在宅勤務のふりをして、職場に内緒で船にやってきたらしい。クラブラウンジに座るやいなやパソコンを広げて、必死に仕事をしている。まったくあなたはいつまでこんなことを続けるのですか。。。?
Gをラウンジに残して、私ひとりでグリルクラスのお客様しか入れないコートヤードやグリルズテラスを見て回る。ジャグジーかなと思っていた図面上の楕円の印は、望遠鏡が置かれた台であることが判明。スイート専用のジャグジーに浸かることを夢見ていた私は、がっかり。グリルテラスにジャグジーがあるのは、この船より大きい姉妹女王船の、クイーン・アンとクイーン・メリー2のようだ。

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3 グリルスイートのお部屋とお食事

プリンセスグリルスイートのお部屋は、手前がベッド・奥に3人がゆったり座れるソファーベッドがある造り。ベッドとソファーの間の天井近くに、2つのテレビがそれぞれベッド向きとソファー向きに付いている。
ダイヤモンド・プリンセスのジュニアスイートと似たつくりと思う。

テレビの船内チャンネルで、イギリス王室やキュナードの歴史、寄港地の説明といったレクチャーをよくやるので、部屋のどこにいても画面が見えるのは便利だった。
テーブルの上のスパークリングワインはフルボトルで、ハーフボトルだったクラブバルコニー以下とそこが違う。気が抜けないための泡用栓もちゃんと置いてあって、感心する。(うちの場合、トランクにいつも2-3個入っているのだけど)
デスクも広くて、パソコン作業が便利だった。でもネットは昨年と同じく、最初は大変遅くてパブリックスペースに行ってつなげる必要があった。それが3日目ぐらいから突然部屋でもつながるようになって、助かった。つながったりつながらなくなったりは、どの船でもよくあることみたい。
船の中央の少し出っ張ったところに部屋があるので、景色もよい。水先案内人がパイロットボートから船に乗り移るところも、ちゃんと見えた。部屋のベランダから見たのは初めてじゃないかな。嬉しかった。
有料アップグレードでは、部屋の階数や番号は選べない。7階のお部屋が当たったので、プールデッキに上がるには二つ階段を、グリルレストランに行くには四つ上がらなければならない。それも運動になって丁度いいや、と思うことにした。フォーマルデイにワイングラス片手に草履をバタバタいわせて階段を上がっていたら、グリルレストランの前に立っていたオフィサー達に笑われちゃったけど。 乗船日のランチタイムから、さっそくプリンセスグリルに行く。私たちの席は指定どおりの窓際だった。お隣のテーブルには日本人の男性2人が来る。日本語のナイショ話が丸聞こえになる距離だ。後ろはイギリス系のカップルと、英語が全く話せない様子のアジア系のカップル。イギリス系の2人がなんやかんやと話しかけても会話にならないのでお気の毒だった。
食事の後グリルラウンジに行ったら、そこに居るコンシェルジュに日本人のお客様がテーブルは他に変えられないのかと質問している。予想通りきっぱり断るコンシェルジュ。
去年のクラブレストランも、今年のグリル(スイート)レストランも、行く時間が自由の代わりに、席はずっと固定。よっぽどの理由を言わないと、替えてもらえないと思う。逆にどんな理由を言ったら替えてもらえるのか、試してみたい気がする。 コロナ前だけどコスタでバルト海に行った時の相席のテーブル(お部屋のランクによりその時はメインダイニング)が、私たちとは合わない感じのアジア系ファミリーだったことがあった。様子を見かねたウエイターが、テーブルを替えてもいいよと言ってくれたけれど、お食事の味もいまいちだったので、私たちは思い切って追加料金を払ってスイートレストランに行く権利を買ったのだった。出費は痛かったけど、やっぱりスイートレストランは味も違うし快適だった。コスタならそんなこともできたけどね。船会社によります。

さて、エリザベス女王様の船のお姫様のグリルレストラン、窓際の2人席は奥まっているので、サーブはすべて後ろからとなる。テーブルの横に立ってくれればウエイターといろいろおしゃべりするんだけど、そういう感じでもない。去年はお隣は口がきけないのかしらと思うぐらい静かなアジア系のカップルだったし、去年も今年もクルーズの話で周りのテーブルと盛り上がるという感じではなかった。
スイートクラス専用のグリルレストランは、11階のクラブ ラウンジのエレベーターホールをはさんだ反対側にある。クラブラウンジを背にして右と左に 同じデザインの入り口があり、カウンターの下をよく見ないと クイーンのお客様用なのか プリンセスのお客様用なのかがよくわからない。 慣れれば 立っているレストランマネージャーが違うのでわかるようになるのだけれど…。 初日のディナーに途中でトイレに行ったGは、 間違えて クイーンズスイート専用のレストランに戻ってしまった。「あれ、ボクのテーブルはどこだっけ?」と キョロキョロしているところを、後ろからあわてて追っかけてきたプリンセス レストランのマネージャーに、こっちこっちと連れ戻された。

プリンセスグリルのレストランでも、お料理はどれも美味しかった。小さめのポーションも含めてとってもよかった。
レストランマネージャーにスイートのグリルレストランとクラブレストラン、メインダイニングの味の違いはなんですかと聞いてみた。答えはサーブする人数が違うので、おいしい料理が出せるのですよとの事だった。
メインダイニングは1000人単位のお客様を相手に調理しサーブするけれど、スイート専用レストランやスペシャリティレストランのお客様はせいぜい100人程度。厨房からテーブルへの距離も近いし、1人のサービス係が担当するお客様の人数も少ない。ここが違うのだと胸を張って言う。
倍の値段の食材を使っていますからね。ハハハとか言って欲しかったけどね。だってクルーズ代金はそれぐらい違うし。食材も多少いいとは言っていたけど、最初に強調されたのは人数でした。サービスの人に聞いたからね。シェフに直接聞いたらもっと違う答えだったかな。
当日のお昼までに注文するアラカルトメニューがあることが、メインダイニングとの一番の違いかな、と思う。その日の日替わりメニューとは別の定番メニューで、ディナーの時にテーブルの横で調理して出来立てをサーブしてくれる。
プリンセスグリルでは、鴨のロースト+オレンジソース・シャトーブリアンビーフ(霜降り肉ってことかな)・ラムラック・ローストチキンなどなどが、メニューのアラカルトのところに載っている。前の年はブリタニアクラブのレストランで、定番アラカルトメニューがあったけれど、そのときよりだいぶ種類が多い。
クイーンズグリルはメニューになくても、言えば何でも用意してくれるらしい。

プリンセスグリルの特別メニューは、1口のガスコンロと材料、ブランデー、その他の調味料等などを積み込んだワゴンがガチャガチャガチャとテーブルの近くまでやってきて、今からこれを料理しますよ、とまずはご説明。
ジュージューと焼いた後、ブランデーを盛大に振りかけてボワっと炎が上がり、周囲のみんなが注目。そんな中、切り分けたスペシャルメニューがサイドディッシュとともにサーブされるのだ。

2日目ぐらいまではみんな様子見だったけど、クルーズも後半になるとあっちこっちで炎が上がる。スペシャルメニュー担当のジョンジョン(テンヤわんやの小さいほうの人にそっくり)は大忙しだった。
スペシャルメニューをメインディッシュに頼んじゃうと、日替わりのメインディッシュが食べられなくなっちゃうんだけどね。そのためランチの時にディナーのメニューも一緒に見せてくれて、スペシャルメニューにするか、その日のメインディッシュにするかを決めることができる。
たいていメインディッシュも珍しくて美味しそうなので、ものすごく悩んじゃうんだけどね。残念ながら両方食べるほどもう若くない。
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4 3日に一度のフォーマルナイト。

今回の 9泊のクルーズ ではフォーマルナイトが3回。
2日目の終日航海日 がブラック&ホワイト
5日目の終日航海日がマスカレード( 仮面舞踏会)
8日目の鹿児島寄港の日がレッド&ゴールドだった。

フォーマルナイトにおしゃれするのは、 私はけっこう好きだけれど、なにせ テーマが 去年と全く同じだ。 なので用意した衣装も仮面も去年と全く同じになってしまった。
同じ 訪問着を3回着るのもなあと思ったので、仮面舞踏会の日は狐のお面に合う 琉球絣の紬にしたのだけど…。 やっぱり 皆さん フォーマルの日は 訪問着 なので、だいぶ格落ち感がして恥ずかしかった。
言い訳だけど、貴重な琉球絣でその辺のリサイクルの訪問着よりずっといいお値段なんだけどね。 着物の世界はそういうの関係ないしね。

クルーズではやっぱりおしゃれが楽しい。フォーマルナイト写真集」は>>こちら
クルーズ ブラザーズ に送っていただいた写真を私が編集しました。
皆様すてきで、うっとり見ちゃいます。

アメリカ系の船ではフォーマル ナイトのドレスコードがどんどんゆるくなる中、イギリスの キュナードは けっこう 明確にフォーマルのドレスコードを決めている。
「Evenings on board」
他のお客様はフォーマルでのおしゃれを楽しみに乗船するんですよ とか、強制ではありませんが 特に大西洋横断クルーズでは タキシードのお客様が多いですよ とか。
「他の人はこうするんですよ」っていう日本の 村社会的な言い方、イギリス人もするんだなあ。

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5 エンターテインメント

去年も 今年も クイーン・エリザベスのショー や 音楽はまっとうで伝統的。
なにせ 船の真ん中にボールルームがあって、そこで毎晩生 バンドが 演奏している。そしてお客様 がドレスアップをしてひらりひらりと踊っている。私たちの 下手くそダンスでは とても仲間入りができないので、いいなあと 見ているだけ。それでも 男女2人のシンガーと 生バンドの演奏を聞くのはとっても楽しい。
船で数日を過ごすと、オーケストラ は 2組の編成で、 お気に入りのプレイヤーはあの人などだんだん楽しみが増えててくる。
生バンドは パブのゴールデン・ライオンでも演奏をする。この時ばかりは、「私たちの好きな音楽をやります!」とダンス音楽の縛りを離れてジャズを演奏してくれる。これがとっても良いのだ。

シアターのショーは去年とほぼ同じ。 シンガー も ダンサーも コケー ジャンばかりで、アメリカ風に ポリティカリーコレクトの人種まぜこぜのダンサー・シンガーに慣れている私にはちょっと居心地が悪い。
去年 さっぱり 意味不明だった ミュージカルは姿を消し、代わりに日英バイリンガルのバイオリニストと ソウルシンガーと言葉のいらない マジシャンが登場した。

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6 寄港地では

今回は本州を北上し、青森・秋田・釜山・長崎・鹿児島に寄港する旅程だった。
6000歩以上でマイルが貯まる JALウエルネスアプリを入れている私たちは、歩数稼ぎに港周りを歩いて回る。 地元の名物を食べたいけれど、港の案内所で聞くお店はどこも行列の満員。 コロナ後の旅行ブームを強く感じた。

5月2日の長崎では、クルーズの申し込みをした クルーズ ブラザーズの特典で無料ツアーが付いたので、 張り切って出かける。20人ぐらいの 日本人 アメリカ人 の混載ツアー。 コーディネーターはアメリカ人で、ガイドは日本人が英語で行った。

ご案内 より。
[まずは、稲佐山にロープウェイで上り 長崎市街の景色を楽しみます。その後、長崎平和公園 に向かい、公園内に散在する彫刻や モニュメント を鑑賞。原爆死没者追悼平和記念館を訪れた後、長崎原爆博物館及び長崎 平和記念ホールを見学します。]
どのパンフレットでもいちばん上に出てくるような定番コースだったけれど、どこも行ったことがなかったので楽しめた。
長崎原爆博物館は、外国人のお客さんがたくさん来ていて 神妙な気分になった。(住んでいたアメリカにもこういう博物館はたくさんあったけれど、私は行ったことがない。)
全部をじっくり見て回るにはとっても時間が足りない設定だった。 爆心地だったところは公園になっていて、ちょっと離れたところを地下に降りていくと、ガラス張りの向こうに当時のがれきがそのまま見える。溶けて固まったような土や金属の破片の間に、お皿やお茶碗のかけらのようなものもある。生々しく痛々しかった。
一番なるほどと思ったのは ツアコン ・サラの 、集合写真の撮り方。
みんなにオオウケ、そして私も真似してます。

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おまけ 来年はどうしましょ

この船に乗っていた時は、1年後はもう1ランクアップのクイーンズ・グリルに乗っちゃうぞと思っていたけれど。実のところ 2025年のゴールデンウィークのクイーン・エリザベスの予約は、(たぶん)日本の人たちでもういっぱいになっている。キャンセル違約金が発生する 2025年近くになれば、空室も出てくると思うけれど、値下がりするかどうかはわからない。さて、どうしたものかな。

ゴールデンウィークの日本発着クルーズは値段が跳ね上がるけれど、日本以外はホリデーシーズンではないので、実は海外に行く航空券代も海外発着のクルーズ代金も、そんなに前後の時期と違うわけではない。
サラリーマン時代の最後のゴールデンウイーク(とGが言う)は、やっぱり海外発着かな。 どうしたものか、次はどの船でどこに行こうか、あれこれ悩むのであった。


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