2025年8月1日

2025年8月 シンフォニー・オブ・ザ・シーズでニューヨークからバハマクルーズ

もう20年も前だけど、ニューヨークには3年ほど住んでいた。仕事も生活も楽しくて、任期が終わって帰るのにがっくり。(私のニューヨーク時代の日記ブログは>>こちら) ニューヨークに戻りたいと思いつつ20年も果たせないでいた。

でもいよいよ、ニューヨーク凱旋だ! だってニューヨークの対岸のケープリバティ発着のお得なクルーズを見つけたから。前の年のブラックフライデーセールでうんと安くなっていたWS(スイートギャランティ)で、シンフォニー・オブ・ザ・シーズでバハマクルーズ(プライベートアイランドココケイには必ず停泊)7泊だっ!
シンフォニー・オブ・ザ・シーズには、2018-2019年の年末年始で一度乗ったけど、ミュージカルショーのヘアスプレーはブロドウェイでも船でも映画でも見たから4回目だけど、絶対楽しいロイヤルカリビアンの船のスイートにお得に乗れるからいいのだ。

1 シンフォニー・オブ・ザ・シーズにスイートギャランティで乗るぞ!

ロイヤルカリビアンのスイートクラスには一度は乗りたいと思っていた。ロイヤルカリビアンのスイートはお値段別にSea(ジュニアスイート)・Sky(グランドスイートなどフルスイート)・Star(ファミリー向けの2-4ベッドルームやロフト)と上がっていく。お部屋にバスタブが付くし、お食事は専用ラウンジの隣のスイート専用レストランで。(ジュニアスイートはディナーのみ)
そんなスイートクラスをギャランティしてくれるWSというお部屋カテゴリーがあるのだ。しかもバルコニーにちょっと足したぐらいのお値段で。

なので一年前から空室数カウントと価格ウォッチを開始。ブラックフライデーセールの直前に一部屋3500ドルちょいで、予約確定。ブラックフライデーセールまで待っていたら満室になっていたので、ギリギリセーフ。これが最安値と思うことにする。

お部屋は出発の3か月ぐらい前に全額支払ったらジュニアスイート12630に確定となった。 スイートギャランティといっても、フルスイートがアサインされるのは相当まれらしくて、大体はジュニアスイートになる。それでもこのお値段なら充分。だってお部屋は少し広くなるしバスタブも付く。ディナーはゆったりスイートレストランで、アップグレードされたお食事ができる(はず。まあ、できたけど。)

2 乗船日はあれやこれやでへとへとに

8月10日、ニューヨーク3日目、いよいよ乗船日だ。
朝3時に目が覚めて、二度寝はあきらめて近くのニューヨーク大学の裏の公園までお散歩。
陽が昇った直後のニューヨークは涼しくて、お盆のころの東京とは大違い。毎年夏はニューヨークに長期滞在もいいかも、などと夢想する。(あくまで夢想)
ニューヨークの人たちは夏は長期バカンスにでかけてしまうので、意外と街は空いているのだと昨夜会った友人に聞いた。

10時にUberを予約して、10分ぐらい前からホテルの前で今か今かと待つ。ホテルのドアマンと「クルーズに行くの」「へー僕もこないだ行ってきたよ」「どの船に乗ったの?」「カーニバル」などと会話。
私が20年前にニューヨークにいた頃は、クルーズに行く人はハネムーンか何かのご褒美旅行で割りと珍しかったけど、今やこの普及状態だ。この後乗ったウーバーの運転手さんも、「家族で乗ってきたんだ」とノルウェージャンの船の前でみんなで撮った写真を見せてくれた。 ところが、港の手前で大渋滞。ほんの500メートル進むのに30分ぐらいかかる。船はそこに見えているのに!
後から聞いたらこの時間帯だと船から降りる人と早く乗りたい人が交錯して混むのではとのこと。お昼前に着いた人たちは案外スムーズだったらしい。
さーて、いよいよ乗船だっ。
一応スイートだから優先乗船だったんだけど、船内はもう人でいっぱい。 いったいこの人たちはどうやってこんなに早く船まで来たのかしら。(1-2時間ぐらいの運転の近所の州からなら、けっこうみんな車で来るらしい。いいなあ、近くて。)
乗船日は乗ってからが忙しいのだ。まず、ボックスオフィスへ。事前にアプリに出てくるショーや時間帯のほかに、どんなものがあるのかをチェックして押さえるためだ。
やたら話の長いおばちゃんの次の次になってしまい、30分くらい辛抱強く待つ。席はロイヤルジニー(=バトラー)が確保してくれるスタークラスのスイートなら、こんな辛抱はしなくていいんだけどね。なんせ水平線シークラスのジュニアスイートだし。 やっとショー好きのG(夫)が納得できる予約と変更ができ、次はスイート専用レストラン「コースタルキッチン」のカウンターへ。やっぱり、ここも予約待ちの行列であった。
ここでもチェックイン時の荷物を持ちパソコンを担いだままの立ち通しで、30分くらい待つ。そしてディナーに来てもいいけど、フルスイートのお客様が優先なので、うんと遅いか、かなり早いかのどっちかにしてほしいと言われる。まだ時差ボケがあるからそれでもOKと、前半は5時ー5時半に。後半は8時過ぎにしてもらった。
結果的には、うんと早いか遅いほうが、ショーをあれこれ梯子できてよかったんだけどね。水平線シークラスのジュニアスイートだからと卑屈になりそうな自分がいた。せっかくのクルーズでそれは避けなくては!
さて初日のランチはどうしましょう。水平線ジュニアスイートだからコースタルキッチンではお昼は食べられない。ビュッフェはどうせ混んでいるしここなら穴場かなと、ソラリウムカフェに行ったけど、時間が遅くてやっぱり混んでいた。 行列に疲れて写真も撮っていないけど、混んでいない時間に行けばここは雰囲気も良いしお勧めです。

3 ジュニアスイート船上ライフ

お部屋が選べないWSギャランティの予約でアサインされたのは、12階右舷側の630号室。船の真ん中のよい位置だ。 プールデッキの2階下で、17階のコースタルキッチンにはお腹を空かせるために4階分を上がるちょうどいい距離。5階にあるジムはちょっと遠いけど、ジムの帰りにトレーニングの仕上げと思って階段を上がるのだっ。実際は部屋で充分できるので、私はほとんど部屋でストレッチやヨガをしてたんだけどね。
残念だったのはケープリバティからの出港時は、自由の女神が左舷側に見えること。部屋に入るのが遅くなってモタモタしてたら、もう船が動き始めている! 慌ててプールデッキに駆け上がった。
バイバイ、20年ぶりに再会したマンハッタン。また戻ってくるね! 住んでたアパートはあの辺かな、あんなビルは見たことなかったな、と目を凝らす。
直行便で来るとはいえ、昼夜逆転の時差があるニューヨーク発着クルーズだ。でも7泊のうち寄港するのは3カ所(ポートカナベラル・ナッソー・ココケイ)だけの、終日航海が多いゆったりした旅程だ。
なので、キャビンを洋上オフィスにして仕事する最初のクルーズだっ!と意気込んで、パソコン3台に外付けモニター、外付けキーボード、右手用と左手用のマウスまで、機材をたくさん持ってきた。
2025年のお盆の時期の私からのメールや電話は、ここから発信されておりました。
ロイヤルカリビアンのネットVOOM、カリブ海では早い早い。PC用と携帯用と2回線買えばすごく便利だけど、1回線だけで切り替えて使うので問題なかった。 毎朝目覚まし代わりに6時にコーヒーのルームサービスを頼んでいた。アメリカ東海岸は外はまだ真っ暗だ。ベランダは少々蒸し暑いけど、日本近海に比べたらなんのその。
その後ちょっと運動したり仕事したりして、お腹が空けばメインダイニングでブランチを食べる。朝や昼は座席指定ではないメインダイニングでは、色々な人と隣合わせるのでちょっとした会話も楽しい。
最初の頃に会ったコネティカットからファミリー三世代で車で来たというお父さんとお母さんは、私たちが日本から14時間のフライトで来たと言ったらとても驚いていた。その後このご夫婦とはジャグジーやエレベーターの中で何度も会って、そのたびに近しくご挨拶。エレベーターの中で会った時には、この人たちは日本から来たんだよと一緒にいたファミリーにも乗り合わせた他のお客さんにも紹介してくれた。
そしてディナーはコースタルキッチンへ。もちろんメニューは特別でおいしいものばかり。でもテーブルが隣と割と離れているので、周りの人とお話をするという感じではない。フォーマルナイトの時に自撮りで写真を撮ろうとしていたら、向こうのテーブルからティーンエイジャーの男の子がはにかみながらやってきて、写真を撮ってくれた。さすがコースタルキッチンのお客様。

4 やっぱりエンターテインメントはすごい!

初日の夜はさっそくシアターで『ヘアスプレイ』を鑑賞。ロイヤルカリビアンの大型船はブロードウェー版とほぼ変わらない時間とキャストでミュージカルを上演するのだ。
例えばこんな感じ(2025ー26年時点)
マンマ・ミーア! → アリュール
We Will Rock You  → アンセム
グリース(Grease) → ハーモニー/インディペンデンス
オズの魔法使い(The Wizard of Oz) → アイコン
サタデー・ナイト・フィーバー  → リバティ
キャッツ(Cats) → オアシス
バック・トゥ・ザ・フューチャー → スター

ヘアスプレイはニューヨークでのリバイバル初演をブロードウェイの舞台で見た思い出の作品だ。トラボルタがお母さんをやってた映画版も見たし、前回2019年のシンフォニー乗船時にも見ているので、今回で4回目になる。(だからというわけではないけど写真を撮り忘れた)

何日か後のランチで会った隣のテーブルの、出発港と同じ州に住んでいるという人たちは、かなり頻繁にシンフォニーに乗っているご様子。「毎回ヘアスプレイを見るけど毎回演出が違って、それが楽しいのよ」と言っていた。なるほどツウは違います。
アクアシアターやアイススケートショーも2種類ずつ全部見てとても良かったけれど、私たちが気に入ったのはバックバンドの人たち。
サックス×2・トランペット×2・トロンボーン×1・ギター・ベース・ドラム・キーボードの構成で、シアターのショーのほかリピーターパーティーやボードウォーク、プロムナードなどいろいろなところに出現。
ラウンジDazzlesでの独演会を見つけた時はうれしくて、30分ぐらい前に行ったんだけど。前の方の席は待ちかまえている人たちでもう埋まっていた。 大笑いできるのはクレイジークエスト。前後左右の座席の場所で分けた乗客で構成された4チームに司会者が、ベルトをたくさん集めてこいとか、赤い服を着ている人を探してなどとリクエスト。走り回るメンバーに観客席からここにあるよ、そこにいるよと声がかかる。チームメンバーがベルトを大量に抱えて走って戻る姿に会場全体大笑い。
開脚できる人を連れて来いとのお題で勝ったのは、お腹の出たアジア系のぽっちゃりした男性を連れてきたチームだった。司会者のじゃあ皆さん開脚してみての言葉にその人は足を前後に開いてペッたんとフロアにつけ、白鳥の湖を踊るように手をひらひら。ほかのチームが連れてきた人はせいぜいスクワットぐらいだったので、差は歴然だった。クルーズ船ってなんて人材豊富!(笑い転げてたので写真撮ってない)

5 寄港地:ポートカナベラル・ナッソー・ココケイ

3日目 ポートカナベラル

ポートカナベラルはオーランド空港の最寄港。ケネディ宇宙センターやディズニーワールドも近くにあるいかにもアメリカな観光拠点だ。近年はディズニークルーズ以外でもこの港を発着する船が増えて、ロイヤルカリビアンのオアシスクラスの超大型新造船ユートピアや、お得なMSCクルーズが何隻も発着するようになった。
(ポートカナベラル発着のクルーズを探すなら>>こちら
ポートカナベラル発着の目玉になるのは、 2026年8月就航の「スター・オブ・ザ・シーズ 248,663トン」。世界一の大きさで最新鋭の設備満載のアイコンクラスの第二弾。毎週日曜日発着の7泊8日のクルーズを、この2026年の8月下旬から始めるのだ。 私の将来の夢は、フロリダに1ヶ月ほどいて話題のクルーズ船を乗り継いで、連続乗船することだ。ポートカナベラルからマイアミやフォートローダーデールまでの(またはその逆の)移動をすれば、色々な船を乗り継げる。どうやって行くのか、時間や料金はどれぐらいなのか、港で降りたら案内でもあるのかと思ってそれを探すのを楽しみにしていた。

実際のところポートカナベラルの港には何もなかったんだけどね。シャトルバスやウーバーがずらりと並ぶ駐車場になっていて、ビーチで遊ぶ格好をしたファミリーが続々とバスに乗り込んでいく。ショップなど1軒もない。もちろん、マイアミやフォートローダデールに直通だという列車の案内なんてものもない。だだっ広いホールの向こうに自動販売機が1台あっただけ。
朝食の時に隣にいた老夫婦に「今日の予定は?」と聞かれ、何も決めてない。港を歩いてみようと思っていると言ったら心配そうな表情になったわけがわかった。その人たちはファミリー友人一族みんなでケネディ宇宙センターに行き、ビーチにも行き、バーベキューをして楽しむんだと言っていた。 でもね見つけちゃったのだ。いかにも貨物港の向こーうの方に、スター・オブ・ザ・シーズがいるのを! 予定では4日後の8月16日から処女航海で命名式のはず。ダイアナ・ロスがゴッドマザーに決まっていたのが急遽、女性宇宙飛行士に交代したばかりだ。どうやってすぐに代わりを見つけたのかな。ダイアナ・ロスじゃ危ないからあらかじめセカンド候補を決めていたのか…。
ランチの時に隣にいたお姉さん2人組とそんな話をしていたら、2日後にココケイでもスターと一緒になるのよとその人達が言う。ほんとかしら、と思っていたら、本当だった! いやはや皆さん、ロイヤルカリビアンの船の動向には本当に詳しい。それだけディープなファンが多いクルーズラインだと思う。

4日目 ナッソー(バハマ)

あんまり治安が良くないというイメージのあるバハマでは、船の周りの安全なエリアをうろうろして、旅の記念のTシャツを買っただけ。船の周りのショップなら精算もクルーズカードでできてしまうけれど、出港してからゼロが二つぐらい多い請求に気づいたら怖いので、現金で購入。

ニュースで見たんだけど、クルーズのお客さんがナッソーの路地裏のマッサージ店に入ったら、変なお茶を飲まされて意識もうろう。「マッサージはとっても気持ちよかった」と言っているビデオまで撮られて船に戻ったら、数日後にクレジットカードにとんでもない金額の請求が上がってたという事件があったのだ。しかもそのマッサージ店は、そのビデオがお客が納得して払った証拠だと言い張ったとか。(この事件はメディアで大きく取り上げられたので、結局は全額返金となったそうです) 港での滞在時間を短くしたのでその日の船上ライフはとても充実。日の出前に軽くベランダで食事をして、デッキを何周か走る(=歩く)。ジムでストレッチして、ゆっくりブランチ。17時からの超早いディナーの後は、19時からアイスショー、20時過ぎから22時まではジャズオーケストラ。合間にけっこう仕事もできる。こんな生活を毎日続けられたらなあ。

5日目 プライベートアイランド ココケイ

ココケイは、ロイヤルカリビアン社のお客様専用のプライベートアイランドで、50ヘクタール(野球場70個分ぐらい)もあるそうだ。地図は>>こちら
カリブ海をクルーズするロイヤルカリビアンとセレブリティの船は、ほとんどここに立ち寄って一日停泊。水着を着てビーチサンダルでクルーズカードとタオルを持って降りれば、島の中を自由に安全に遊び回ることができる。
島の真ん中をうねうねと走るウォータースライダーや波のプールや、おしゃれな水上コテージは有料だけど、ビーチチェアがずらりと並んだ砂浜で、ぱちゃぱちゃ泳ぐのは無料だ。島にはロイヤルカリビアンの従業員と船のお客さんしかいないので、ビーチチェアの上に荷物を置きっぱなしで海で遊んでいても安全だ。(ぜったい安全、とお約束するものではありません)
そしてお腹がすいたら無料のバーベキューコーナーへ。ハンバーガーやホットドッグやピザが次々と焼きあがって、取り放題食べ放題だ。
カリブ海の常で魚はあんまりいないけど、私は確かに見たのだ。海に浮かぶ私の足元の海底を、一抱えもありそうな4つ足に太い尻尾の大きなトカゲみたいなのが、のそのそと動いていたのを。
ジュラシックパークに来ちゃったのか!?と驚いたけど、あとで聞いたらバハマには普通に居るイグアナなんだって。
数日前のランチで隣のテーブルだったお姉さんの予言通り、隣にどかんとスター・オブ・ザ・シーズがやってきて、就航前の船を間近に見ることができた。メディア向けの試乗会なんだそうで、けっこうたくさん人が乗っている。いいなあ、無料で乗れて。こっちはジバラよ。と妙に対抗意識を燃やす私なのであった。
スターはお尻をこっちに向けシンフォニーは頭を向けて停泊なので、写真だと大きさがすごく違うみたいでなんだか悔しい。スターは25万トン、シンフォニーは23万トン。たった2万トンしか違わないのに。

6 久しぶりのニューヨークのあれやこれや

今回の旅行ではニューヨークに前泊2泊。帰りは深夜便にして船から降りた後、安いホテルにチェックイン。荷物を置いて夜まで遊んで帰ってきた。
前泊したのは、UNISON SQUARE のWホテル。2005年までここから10ブロックほどのところに住んでいたんだけど、その頃からユニオンスクエアと言えばおしゃれなエリア。しかもWホテルは機能的と言うよりは、おしゃれすぎて使いにくいデザインホテルだ。 14時間のフライトの後昼前にホテルにチェックイン。いつ時差ボケで気を失うかハラハラしながらも、懐かしい街を歩きまわった。
ユニオンスクエアのホールフーズの2階のフードコートで腹ごしらえした後は、時差ボケで気絶するまで街を歩いてみようとまずは昔住んでいたアパートへ。
ちょうどそのタイミングだったので、昔ここに住んでた と言ってズカズカ入っていき、ランドリーのトイレを借りた。(守衛さんにチップあげました)
たまーにお世話になった日本クラブ。ここでもトイレ借りた。(守衛さんにチップあげました)
これこれ、こういう道路にドカンとはみ出たオープンエアのレストランやカフェが気持ちいいんだよね。
住んでたころにはなかったハイライン。みんなが写真を撮っているので、私も同じように撮ってみた。
ほんの数ブロックだけど、バスにも乗ってみた。これで通勤してたんだなぁ。懐かしい。

帰国便は、下船日当日の深夜便にした。午前中に船を降りてから真夜中までどう過ごすか。マンハッタン市内にいくつかある一時預かりに荷物を預けて深夜まで動き回ることも考えたけど、思い切ってブロードウェイ近くの安いホテルを1泊で予約。昼前にチェックインさせてもらって深夜まで。空港までの車サービスも手配してもらって、荷物は全部部屋に置き、安心して最終日のマンハッタンを楽しむことができた。
さっそく昔住んでいたあたりのイタリアンレストランでランチ。建物は昔のままだけど、お店は名前も内装も変わっている。でもあの頃とあまり変わらない、大味のアメリカらしいイタリアンを楽しんだ。お店の向かいはGoogleニューヨーク本社になっていて、通り掛かる観光客が写真を撮っている。こんな観光名所ができたんだなぁ。
ゆっくりランチを食べて、ホテルに戻ってシャワーを浴びてさぁ、ブロードウェイショーへお出かけだ。ムーランルージュの割と良い席をあらかじめ予約してあった。劇場の前に行き、長い列の1番後ろの人に「これムーランルージュの列ですか」と聞いたら、その人はくるっと振り返り「そうよー、how exciting!」と身を震わせた。ものすごく楽しみにして来たのよとの気分がびんびんに伝わってきた。
この人に限らず、見に来ている人みんながそんな感じだった。ショーが始まり登場人物が出てくるたびに歓声、拍手。ヒロインが病気に苦しむところでは、隣の人も前の人も泣いている。そんな、泣くような話じゃないと思うんだけど、入れ込みようがすごい。もちろん演者の歌も踊りも演技もパフォーマンスは最上級。やっぱりブロードウェイは世界一なんだな。クルーズ船のショーなんかで喜んでいた自分が恥ずかしくなった。
あー楽しかった。ウキウキした気分のまま歩いてホテルに戻り、懐かしのホールフーズで買っておいたサラダとサンドイッチをちょっと食べて、カーサービスで空港へ。
ホテルのベルの男の子の知り合いなのか、キャッシュで払うなら90ドルでいいよとの約束の金額にチップをちょっと乗せてお支払い。
最終日まで大いに楽しめたニューヨーククルーズ旅行だった。

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