2015年4月21日

クルーズの旅行保険について:おぼえ書き

クルーズ旅行に行く前は、無事出発できるか、毎回はらはらドキドキだ。
夫のGが突然「出張で行けなくなった」と言いだして、クルーズをキャンセルしたことがある。まだ4人いる老親の誰かに何かが起こるかもしれない。

Gが行けなくなったときは、私も一緒にキャンセルした。
今なら当然、私だけ、もしくは誰かほかの人を誘って行っちゃうんだけど、その時はそんなこと考えもしなかったな。

でもその時かかったキャンセル料は、クレジットカードが多少カバーしてくれた。保険請求の書類に上司のハンコをもらう必要があったけれど。


すでに合計300歳を超えた親たちの中には、私よりずっと頻繁に海外旅行に行くツワモノもいれば、会うたびにだいぶ弱ってきたなあと思ってしまう人もいる。

夫とならともかく、友人と同室でクルーズする時に、自分だけの理由で部屋ごとキャンセルするなんてできない。
でも行かれなくなった自分の分の旅行費用はやっぱりもったいない。


そこで保険会社に聞いてみた。海外旅行保険にはオプション特約の、「クルーズ旅行取り消し費用補償」もしくは「旅行キャンセル費用補償」を付けることができる。親に何かあって自分だけ出国をやめた場合、自分の分(契約者)の取消料は保障してくれるそうだ。
部屋ごとキャンセルしなくても、その本人が行かれなくなったという証明があればいいと。
これなら同行者はそのままクルーズに行けるし、私にはかけた範囲でキャンセル料が戻ってくる。


ちなみに「クルーズ旅行取り消し費用補償」はダメだけれども、「旅行キャンセル費用補償」なら、契約時に親が持病を持っていて、その病気で何か起こって旅行をキャンセルしても保障してくれるとのことだ。
私はこっちを付ける必要があるなあ。

こういう特約を付けるために、当然海外旅行保険に入ることになる。これで自分の船上でのけがや病気もカバーされる。
今までは旅先では絶対けがや病気にはならないもんだと思っていたけどね。
クルーズ・ロー・ニュースなんて読んでいると、船から落ちたとか、急病になって空中搬送されたとか、頻繁に起きているのがわかる。
いつまでも若くはない自分にも、こういうリスクが増えていくんだなあ。

最近見たニュースでは、ホーランドアメリカのラインダムで、ひと晩に3人の乗客が搬送されたなんてやっている。
3人のうちひとりは足のけが、ひとりは頭のけが、ひとりは心臓麻痺で、お互いに関係は無いんだそうで。さすがに3人というのは多くて関係者も驚いたので、ニュースになったみたいだ。

みなさんいくらかかったんだろうと心配になっちゃうよ。
旅行会社のパンフレットでは、こういう時の治療、搬送費用はクレジットカードの保険ではカバーされず、ウン千万円かかったりすると脅しているからね。

骨折くらいなら港に着くまで死ぬ気で我慢しようと思っていたけれども、下船してからだって治療を受けなくては帰れない。
いよいよ保険を考えるお年頃になったんだなあ。


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